美容コラム

下半身太りのNG習慣!内股&胃下垂を直して痩せやすい体に


可愛らしいイメージのある内股や、太りにくいイメージのある胃下垂ですが、実は様々な危険が潜んでいるということはご存知でしたか。危険だけでなく、下半身太りの原因にもなる内股と胃下垂の危険性や改善方法についてお伝えします。

内股にはどんな危険性があるの?

・脚の形が変形し、脚に負担がかかる
内股で立ったり歩いたりする習慣が身についてしまうと、O脚・X脚・XO脚など脚の形が変形することがあります。いずれも股関節や膝関節などがまっすぐでないことから、脚に負担がかかってしまうのです。こうした足の変形は関節痛の原因になってしまうこともあります。

・骨盤が広がり、下半身太りしやすくなる
内股は自然な脚の状態ではないため、骨盤を広げてしまうことがあります。体型は骨格を土台としているため、骨盤が広がってしまうと腰回りやヒップなどが大きくなります。また、太股も骨盤の幅に合わせて太くなるため下半身太りになってしまいます。

・・血液不良で脂肪が燃焼しにくくなる
内股でいることで骨盤に負担を与え続けていると血行不良になってしまいます。血行不良になると、脚がむくみやすくなるだけではなく、代謝が悪くなり脂肪が燃焼されにくくなります。その結果、むくみや脂肪の蓄積につながってしまうことがあります。

内股を改善するには?

内股を改善するためには、内股で立ったり歩いたりすることを意識的にやめなければいけません。合わせて、簡単に実践できる骨盤体操を実践すると良いでしょう。内股によって開いた骨盤を引き締めることができれば、少しずつ内股の改善を目指すことができます。

<骨盤体操の方法>

まず、仰向けに寝て、両膝をくっつけたまま90度に曲げた状態で立てます。次に、その脚の状態で腰をひねりながら両脚を左右交互に倒す運動を繰り返します。この時、上半身は天井を向いたままを維持します。これを、毎日3分間ほど継続することで、骨盤を引き締めて内股の改善を目指すことができます。

内股の改善には、専門家の力を借りるのも手

内股によって骨格が歪んでしまった場合には、専門家に相談することでより適切な改善を目指すことができるでしょう。骨格の歪みについて相談することができる専門家には、整体医院や整形外科などがあります。軽い内股の状態であれば、整体院での施術を受けることによって改善を目指すことができます。また、内股によって関節に痛みなどの症状がある場合には、整形外科で診察を受けることで、適切な治療をスタートさせることができます。

胃下垂ってどんな状態&危険性とは?

続いては胃下垂です。胃下垂とは、胃の下部が本来あるべき正常な位置より下に垂れ下がっている状態のことを言います。胃下垂にもさまざまなレベルがありますが、酷い場合には胃の下部が骨盤近くまで垂れ下がってしまう場合もあります。このため胃下垂になると、胃が下の位置にある臓器を圧迫するようになってしまいます。また、胃が食べ物を消化しにくくなるので、胃に負担がかかるようになります。

「胃下垂は痩せやすい」はウソ!

胃下垂の人は痩せやすいと言われていますが、実はこれは根拠がありません。痩せていて筋力の少ない人は内臓を支える力が弱く、胃下垂になりやすいというのが事実です。つまり、胃下垂の人が痩せやすいわけではなくて、痩せている人が胃下垂になりやすいのです。

一方、一度に食べる食事量が多い人は胃の働きが不十分になります。すると、消化に時間がかかってしまうことで胃が下に下がり、胃下垂になりやすい傾向があります。この場合は胃下垂であったとしても痩せやすいとは言えないでしょう。

胃下垂で下半身太りになる理由とは?

胃下垂は下半身太りを招く原因にもなります。その理由として、以下のようなことが挙げられます。

・下半身がむくみやすくなるため
胃下垂になると、胃が内臓を圧迫して血液の循環が悪くなります。すると余分な水分が体内に滞ってしまうため、体がむくみやすくなります。胃下垂は胃が下に垂れ下がってしまう状態であるため、体の下の部分に位置する内臓が圧迫されることにより、特に、下半身の血液の循環が悪くなります。このことから、下半身のむくみが酷くなり、下半身太りにつながってしまうのです。

・脂肪が燃焼しにくくなるため
血液は、必要な栄養を体の隅々にまで運ぶとともに、体内の余分なものを体の外に排出するという大切な役割を担っています。胃下垂によって血液の循環が悪くなると、代謝が悪くなる余分な脂肪が燃焼しにくくなります。これも胃下垂で下半身太りになりやすい原因だと言えます。

胃下垂の予防方法は?

胃下垂を予防する対策として、食事の際はゆっくりと良く噛んで、ほどほどの量を食べるようにすると良いでしょう。また、腹筋など適度な運動を心がけて、体の筋肉量を増やすのもおすすめです。

いかがでしたか?下半身太りを招く内股&胃下垂。さまざまな危険性が潜んでいるので、できるだけ早めに改善対策をとることで、健康だけでなく体型の崩れなどの予防を目指すことができます。綺麗な体を作る為にも、普段から予防を意識してみましょう。


© iunited Inc.